東京の地下鉄に乗っていると、いつまで経ってもホームに辿り着かない「ものすごく深い駅」に遭遇したことはありませんか?東京の地下鉄ネットワークは、時代が下るにつれてどんどん深い場所を掘らざるを得なくなり、複雑怪奇な立体交差を生み出してきました。この記事では、地下鉄の「深さ」にまつわる秘密と、そのインフラ技術に迫ります。
第1位:都営大江戸線 六本木駅(地下42.3メートル) 堂々の第1位は、都営大江戸線の六本木駅(1番線ホーム)です。ビルの地下7階に相当する深さがあり、改札からホームに降りるだけでもエスカレーターを何度も乗り継ぐ必要があります。この驚異的な深さは、すでに存在する日比谷線のトンネルや、六本木周辺の複雑な地下インフラを完全に避けて建設された結果です。
第2位:東京メトロ千代田線 国会議事堂前駅(地下37.9メートル) 東京メトロで最も深いのがこの駅です。国会議事堂のすぐ近くという立地から「核シェルターになっているのでは?」という都市伝説がまことしやかに囁かれますが、実際には、周辺の地形の起伏(台地)と、丸ノ内線や銀座線のトンネルの下をくぐる必要があったため、純粋な工学的な理由でこの深さになりました。
第3位:都営大江戸線 新宿駅(地下36.6メートル) 巨大ターミナルである新宿駅も、多数の地下鉄や地下街が入り組んでいるため、大江戸線は非常に深い位置にプラットフォームを設けています。